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まるごと富津の海の幸、ご当地グルメ「海堡丼」(産経新聞)

 千葉県富津市の商工会に加盟する飲食店19店舗が、地元の海の幸を楽しめる各店オリジナルの「ふっつ海堡(かいほ)丼」を発案。商品化されて各店のメニューを飾っている。同市ではこれまでに煮穴子を盛り付けた「はかりめ丼」が売り出され、地元の名物料理として定着している。同様の「ご当地グルメ」を目指す「海堡丼」。広くPRしようと、6月末までイベントを行っている。

 海堡とは、軍事目的で造られた人工島のことだ。富津市沖にも、首都防衛のために明治23年に完成した「第一海堡」と、大正3年に完成した「第二海堡」が残されている。海堡の周りは潮の干満が大きく、いくつもの魚礁が形成された好漁場で、多様な魚介類をとることができる。

 同商工会の関係者は「海堡の建設には、富津の多くの先人がかかわった。われわれは、現在もそこでとれる貝や穴子など、あらゆる魚介類の恩恵にあずかっている」と、丼に「海堡」の名を付けた理由を説明している。

 「海堡丼」は、同商工会サービス業部会のメンバーが企画し19店舗が応じて商品化された。一杯の丼に富津の海の恵みが凝縮しているのは共通だが、お刺し身をのせた丼だけでなく、油で揚げた天丼風や、卵でとじた親子丼風などがあり各店舗が個性を競い合っている。値段は1千円~2500円だ。

 同市では、9~12月は「はかりめ丼」、1~3月には特産の「ノリ」のキャンペーンを実施。4月から6月30日までを「ふっつ海堡丼まつり」と銘打ちキャンペーンを展開している。

 期間中は「海堡丼」を注文すると、小鉢やミニデザートなどが付くサービスもある。実施店舗などの問い合わせは、富津市商工会(電)0439・87・7071。

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